教える ではなく、’ケア’する
2019/08/14
夏休みに入って、色々な大学のオープンキャンパスに参加しています。
保育科、児童教育学科などの分野で回っていると、リトミックもピアノも指導者としての考え方が同じだな~と、思って帰ってきました。(*^_^*)’
教える’ではなく、’ケア’する、子どもの育ちを援助する立場で、
大学の先生達が 学生さんたち、そして、子ども達の学びをされている
と言う点に、
『リトミックレッスンも、ピアノレッスンも、同じだな~』
と思いました。
大学の 体験授業 ! (^^)
首がすわる → 寝返りを打つ → お座りをする → つかまり立ちをする → 歩く
→ 走る → ジャンプする
と、子どもの体の発達を イラストを並べました。
その子どもの発達を 促し、次の成長につなげる 援助をするのが、保育士や教師の仕事、
と 説明されていました。
私が、初めてリトミックを学んだ時も、そう感じて 興味を持ちました!
先生が、『これは 4分音符です。タンタンタン、さあ 叩いてみましょう。』
みたいに、教師が一方的に 説明して’教える’ ではなく、
聞こえてきた 音楽に合わせて、叩いてみよう!
どんな感じ? ⇒ 『歩いてる!』『走ってる感じ!』『ゆれてる感じ!』
『じゃあ 音楽に合わせて 体を自由に 動かしてみよう!』 ⇒ 子ども達が 感じたまま自由に動く
この ’自由に動く’ の 子どもの動きをスタートにして、 リトミックでは 二分音符を感じてもらったり、
音の高さを感じてもらったり、 音の強さを感じてもらったり、
ここで、指導者の『指導目的』が、初めて表に出てきます。
スタートは 子どもの自由な感じ方、そして その動きなんです!
そして、その『指導目的』が、 1歳クラスなど 幼い年令の子ども達の時は、
発達をスムーズに するために、 いっぱいレッスンでハイハイをする(歩けても)、
ハイハイして 何かの下をくぐる、ハイハイして 物を取る。など、
色々なパターンで、子ども達が楽しく、自然に、ハイハイをする 活動を 考える。
これが、援助者の 役割なんです。
リトミックに出会った時、その指導法だけでなく、 『こども中心の考え方』に感動して、
どうしたら、音楽で楽しく 子ども達の力を伸ばすことができるのか?、知りたくて、
ドンドン リトミックにのめり込んだ事を 思い出します。
そして、この子ども中心の考え方を ピアノレッスンにも活かそう!と、
ピアノと、リトミックを教え始めて 20年以上経ちました。
改めて、私の指導の スタートを 確認した 一日でした。
関連記事
-
ミュージックキー 合同認定試験 姫路支部♬
8月1日 イーグレひめじ アートホールで、ピアノの合同認定試験をしました。 今 …
-
プレイエル フランス産のグランドピアノ
今日は、私も師匠の発表会に出演でした。 そして、初めて 《プレイエル》というメー …
-
きょうりゅうの あし !?
今日のレッスンの終わり、消毒スプレーをシュッシュ するのも、 日常の事となってき …
-
ニコニコレッスンから 本当の力が伸ばせる!☺
春から、お二人の生徒さんが、他の教室から移動されてきました。 お話をきくと、 『 …
-
テクニック認定試験 合格しました❗🎵
8級のテクニック試験ってどんなの? 去年、小3でピアノレッスンを始めた R君、4 …
-
発表会2022年終わりました!
今年も、発表会が終わり年末を迎えます。♪ 今回は、ドラムやベースのゲストはなく、 …
-
東加古川子育てプラザ3月
東加古川子育てプラザで、3月の『リズムでゴーゴー』をしてきました。 雨が上がって …
-
2歳~5歳 リトミッククラスの成長!
『今日、早いやん!』 と、私の帰宅を 一人で留守番している 息子が言いました。 …
-
発表会が終わりました♬
12月19日 加古川総合文化センターで、発表会が終わりました。 ドラマーと、ギ …
-
ピアノレスナーが教える ピアノの成長。☺
ピアノ、どうしたら 早く上手になる? 様々な年齢の、様々な子ども達とレッスンをし …
- PREV
- 保育士さん 、保育士さんを目指す方応援します!
- NEXT
- この 世界の 片隅で