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加古川市のピアノ教室「加古川音楽スタジオ」

京都へ 東山の旅 ~思い出と共に

      2017/07/04

京都へ

午前中 京都まで病院へ行き、午後から1人で思い出の町を歩きました。

病院が終わり、四条通りを東へバスに乗りました。

梅雨の季節もあるのか、バスも人通りも、少しすいている京都の町でした。春のお花見や、紅葉の季節では バスはどれも満員ですが、今日はまだ 立っていても余裕がある車内でした。

萩原のお勧め 《 ♪京都東山観光ルート♪ 》

河原町四条→知恩院さん→石塀小路・五重塔・高台寺→(歩けるなら)三年坂→清水寺

→五条坂・清福堂・五建ういろう→耳塚古墳・豊国神社→京都博物館→三十三間堂

→京都駅 (京阪なら、七条駅)

出発は四条

河原町通りを過ぎると、南座が見えて来ます。改修工事のようでした。

その突き当りは、智恩院さん。私の記憶では、大晦日31日の夜に火を分けてもらいに行きます。縄に火をつけてもらって家に持ち帰りお正月のかまどの火にする、という習わしがあるのです。

また、昔大工さんが 建築中に傘を置き忘れたと、天井を見上げると、傘が見えるなんてお話も聞いたことがあります。^^

さて、次の目当てはおみやげのお茶を買いに、五条坂です。

智恩院さんから 東大路通りを南に下がると、清水道下となります。観光するには、このバス停から東に上ると、よくコマーシャルに使われる石塀小路がつづき、その上をみあげると五重の塔が見えます。舞妓さん達も、お茶を飲みに来ると言われているお茶屋さんも幾つかあります。そして、南に歩くと 清水寺です。

お茶屋さん・清福堂

しかし、私はそれも 通過し、五条坂から西へあるいて坂を降りていきます。その途中に、東山郵便局があり、その隣が古いお茶屋さんです。この《清福堂》の《お番茶》がお買い物の目的です。普通の観光客は、お抹茶や、緑茶、まれに ほうじ茶などを購入されるのでしょうが、私はこのお店のお番茶が、大好きです。

 

私は、小学校6年間、このお店の近く、京阪五条の直ぐ側に住んていました。私のおばあちゃんがいつもこのお番茶を煮出して、毎日のお茶にしてくれていたのです。当時は高さ30センチほどの、大きなお茶缶にいっぱい入れて、買っていました。他のお店のお番茶も、加古川に住むようになって、色々なお店のお番茶を試しましたが、やっぱり私がおいしいな~と感じる味は、このお番茶でした。

《五建ういろう》

もう一つのおみやげの目的は、水無月です。

6月を水無月と言いますが、決して水が無いわけではなく、”無”は、”の”にあたる 連体助詞で 《水の月》になり、田植えが済、他に水を張る必要があることから”水の月”→『水無月』と呼ばれるそうです。そして、京都では6月30日に「夏越の祓え(なごしのはらえ)」に、水無月という和菓子をいただく習慣があるのです。それで、懐かしく、五条坂の《五建ういろう》さんに行きたくなりました。おみやげに買い物したのは、抹茶味の水無月です。

お勧めは、生のういろうです。日持ちがするように、真空パックのいろいろな味の詰め合わせなどありますが、すぐに食べるのはやっぱり生のういろうです。しかもここ、五条坂のお店でしか販売していないと思います。製造場所がすぐ近くにあるので、できたてのういろうが店頭に並んでいます。ぜひ、お試しください~。

 私の 懐かしコース~♡

豊国神社~ 耳塚 ~ 博物館 ~ 三十三間堂

五条坂を京阪五条駅まで降りていきます。京阪五条駅から二筋目が、鞘町通りです。ここに私は、小学校6年間住んでいました。古い町並みでしたが、どんどん古い家が取り壊されて、新しい家に建て替えられています。もちろん、私が祖父達と住んでいた家も同じです。新しい家に、新しいご家族が生活されているようでした。その中でも、同級生の家はいくつも残っています。階段に引き出しがついている作りの家や、離れがあり、立派なお庭のある家など、遊びに行ったお家を思い出します。また、祖父母は 扇子の骨の漆塗りを仕事としていました。その注文をもらっていた扇子やさんも、新しい門構えで残っていました。ぶらぶら歩きながら、よく遊びに行った公園へ行きます。

《耳塚公園》

よく遊んだ公園の一つに、耳塚公園があります。解説の看板もありましたが、豊臣秀吉のじだいに、朝鮮へ戦争に行き 首を持ち帰る代わりに耳を塩漬けにして持ち帰ったそうです・・・。ゾッとする話ですが、歴史に残る大事な資料だと書いてありました。その側に、豊国さんです。立派な石階段の上に本殿があります。子どもの頃、たくさん鳩がいたので、パンの耳などもって鳩に餌をやりにいきました。お弁当をおばあちゃんが作ってくれて、ここで食べたり、鬼ごっこをしたり、ままごとごっこも、お庭でしていました。すぐ横には、大きな鐘があります。子どもの頃は、お寺の鐘はこんなものと思っていましたが、こんなに大きい鐘はあまりありません。ぜひ、近くに来られたら ならしてみて下さい。

博物館は、子どもは50円で入れたので、桜の花が咲いたりすると、スケッチに行ったりしました。大人になった今は、海外からの展示物が来たと知ると、わざわざ加古川から行ったりしますが、子どもの頃は 校区内に、博物館が有り 幸せな場所に住んでいたんだな~と、後から思います。そして、七条通りを挟んで南側は、三十三間堂です。ズラズラ~~っと千手観音が並ぶお堂です。これもまた、圧巻です!「この中に 1人は自分に似たお顔の観音様がいる」と聞きます。ゆっくり訪れて下さい。

全て、今回は素通りでしたが、1つづつの名所をゆっくり 観覧しながら歩くと、東山の京都を楽しめると思います。お試しあれ~。

 - ピアノの先生の独り言

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