夏休みの終わりに、ピアノの　♡プチ発表会♡

長い夏休みも終わり、新学期が始まりました。

夏休みの終わり、３１日のレッスンで　プチ発表会を２つしました。

プチ・ピアノ認定試験

７月２９日にミュージックキー教師の会・姫路支部の門下生が集まり、合同認定試験をしました。

惜しくも、その日に日程が合わなかったり、曲が仕上がらなかったりで、参加できなかった二人で　プチ認定試験をしました。

二人共、偶然　５級のメソード部門で、違う曲を選んで受験しました。二人は、同じレベルで自分とは違った曲を聞くことができ、お互いにいい影響をもらえたと思います。

　R君は、《サラスポンダ》を弾きました。

歌詞がついている曲なのですが、英語の歌詞で全部カタカナです。でも、その歌詞が楽しくてR君は、すぐにメロディーは覚えて弾けるようになりました。でも、難しい所が、小節線の句切れと、メロディーの区切れが違う所でした。何度も歌いながら、小節の３拍目～次の小節の２拍目までスラーで弾く練習をたくさんしました。この練習は何度もレッスンで注意されて、きっとRくんには大変だったと思いますが、歌詩があるおかげで楽しく、何回も練習できたと思います。そして、試験でも区切れをつけて、弾けるようになりました。とにかく、楽しそうに　弾けた事が一番でした。

　Aちゃんは、《ザ　エンターティナー》でした。

皆さんも聞き馴染みのある曲だと思います。Aちゃんも、楽しいこの曲にすぐに惹かれて、練習をしました。メロディーは、音を読むより　耳で聞いて知っている方が早かったようで、次々と弾けるようになりました。アクセントや、シンコペーションなど、リズムが難しい曲ですが、何の苦労もなく、耳で聞いて知っているメロディーをAちゃんは口づさみながら、何度も練習していました。これも、楽しい曲だから、練習も楽しかったと思います。いつものレッスンでは、なかなか練習が進まず、お母さんも『何ヶ月この曲弾いてるの・・・・。』と言ってしまう事もがりましたが、今回の認定試験は、

①試験の日までに仕上げる。

②楽しいから弾きたくなる！

の、２つの理由から、練習が頑張れたと思います。

左手の和音で伴奏は、今回の５級の新しく覚えて欲しい練習なので、少し苦労したと思いますが、伴奏をつけると　メロディーがもっとかっこよくなるので、自然に練習も頑張っていたと思います。詳しくは、次にお話します。

覚えたい　３つの和音

今日の二人が受験したのは、５級でした。５級では　ハ長調を始め、ニ長調、ト長調の一度の和音（ドミソ）４度の和音（ドファラ）５度の和音（シレソ）を　弾けるようになるのが目標です。　二人の曲は違いますが、目標は同じ。調が変わっても　１・４・５度の和音を弾いて、楽しいメロディーに伴奏を左手で弾けるようになりました。この伴奏の仕方は、ソナチネや、ソナタになっても　よく出てくる伴奏の形なので、指番号もしっかり身につけて、シャープ、フラットが３個や、４個になっても、伴奏付けできるようになれば、練習が楽になります。音と、その指使いを一緒に覚えていくと、指使いは全ての調に共通です。そして、暗譜もしやすくなるので、これからも練習を続けて欲しいです。

二人共、夏の終わりに一区切りつけて良かったです。２学期も、運動会、音楽会、お楽しみ会、楽しんで行きましょう！！