金澤翔子さんと、お母さんの泰子さんの講演会に行きました!
書家の金澤翔子さんが、
会場で「共に生きる」
と、書を書かれ、お母さんの泰子さんが今までの子育てで感じた事、
そして、「今は最高に幸せです」とお話されました。
書家の翔子ちゃんは、現在38歳ダウン症です。お母さんは、
「自分の子がダウン症だとハッキリわかった時、絶望でした。この子が、生きていたらいけない。」
とまで思ったと言われてました…。
でも、翔子ちゃんがだんだん大きくなり、とっても優しい娘さんに成長されて、周囲の人達とすぐに仲良しになっていく様子を見てると、
「翔子は、全く自分が不幸だと思ってない。」と、わかってきた。と、お母さんは思われたそうです。
障害を持って生まれてきたからこそ、世俗に汚れることなく、
人と比べる事もなく、
競争する事もなく、
ただ目の前の人が、喜んでくれる事が、
翔子ちゃんの一番の幸せ~。と、本心で思ってる。純粋で、温かい、優しい心でいられるのです。
そして、そのピュアな翔子ちゃんが、
心を込めて書く『 書』を見た人達は、涙を浮かべて感動されるそうです。
私は、ソコに 言葉ではない、
計算できない 芸術の素晴らしさがあるんだな~と、思いました。
音楽も同じ
音楽も同じだな~と、思いました。
とても難しい曲をものすごい速さで弾くと、感動する!?とかではないですね。
心を込めて、1つ1つの音に魂を込めて弾くと、それぞれの楽器を通して、その気持ちが音として表れる~。
その音に惹かれて、聴衆は感動し、涙する…。
プロのピアニストでなくても、幼い子ども達でも、丁寧に 1つ1つの音を心を込めて弾くと、人を感動させる事はできます。
私が大学生の頃、北村知恵先生の発表会を見に行った時も、そうでした。
障害を持つ小学生の生徒さんが
『シャボン玉』の曲を一音 一音丁寧に弾かれました。最後の音の響が終わるまで、会場のお客さんみんなが、その音に聴き入りその音色に感動していました。
心が純粋で、何の汚れも無いから出せる音、そんな感じでした。
翔子ちゃんの書と、同じように、
ピアノの音色で、私も皆さんの心に伝わる演奏をしたいな~と、思いながら講演会を後にしました。
9月25日14時30分~ 松風ギャラリー
連弾で出演致します。
(お陰様で、チケットはsold outしました。)
関連記事
-
加古川小学校の入学式に行ってきました!☺
あいにくの雨でしたが、加古川しないでも各小学校で入学式が行われました。 偶然なが …
-
加古川ツーデーマーチに参加しました❗
昨日と今日は、ツーデーマーチに参加しました!☺ 素晴らしい秋晴れで、歩くには最高 …
-
人間ドックの後は 豆乃畑 !?
年に1度の 人間ドックに行ってきました。 今年も、年の近い人達の病気や、不幸をい …
-
《いじめから いのちを 守る》
《 いじめから いのちを守る》逃げる ・ 生きるため 著・近藤貞 この本を読みま …
-
不登校は 不幸じゃない
明日から、2学期が始まる学校も聞きます。 「学校行かないといけない。」 とか 「 …
-
絵本読み聞かせ講座 🎵
今日は、『絵本読み聞かせ養成講座』の最終日でした。 前回と同様、今も我が家の本棚 …
-
リトミック研究センター兵庫支局30周年記念講演
今日は朝から、神戸の産業復興センターでリトミックの記念講習会を受講してきました。 …
-
はなまる学習会 『よのなか』ルールブック
歯科の待合室で、いい本に出会いました! 『メシが 食える 大人になる!』❤ とい …
-
学校、いかなくていいよ
『広報 かこがわ』9月号 特集1 「子どもが学校に行きづらくなったとき」が、掲載 …
-
加古川西高校 ファミリーコンサート行ってきました♪
小雨の降る中、加古川市民会館で、ファミリーコンサートが開催されました。 今年 …
- PREV
- 阪本康生 ピアノコンサートsold out
- NEXT
- 阪本康生ピアノコンサート終えました。