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加古川市のピアノ教室「加古川音楽スタジオ」

4歳さん リトミック ピアノ進んできました。  

      2017/04/21

4歳さんで、導入ピアノを始めて3ヶ月!

元気にご挨拶もして、ドンドン習ったことを覚えてくれるMちゃん。

4月からリトミックのグループレッスンも始まり、リズム、ビート感、和音の聴き分け、音の高低などは体全体で、動きながら覚えるのでリトミッククラスで勉強します。ピアノの鍵盤の位置を覚えたり、ピアノを弾いて、先生のピアノ演奏とアンサンブルは、個人ピアノの時間にレッスンしています。

鍵盤の導入 ・・・《ケンくんとバンくん》

(けんばん・鍵盤から ケンくんとバンくんの名前がついています。)^^

今週は、黒鍵2本の下 白鍵が ド レ ミ と並んでいます。2本の黒鍵の真ん中が レ

、そして その横にドとミ があることも覚えていました。

覚えた ドレミを順番に弾きます。  ピアノの低い音から順番に まずは2本の黒鍵を見つけて、一本指で ドレミ 。また 一オクターブ上で ドレミ、・・・と、ピアノのどこの高さでも ドレミの音を 見つけるようにレッスンしました。

そして、今回は この音を使った「チューリップ」の曲で部分弾きをしました。

ドレミのところだけを弾き、 他の部分は 「チューリップの花が~」と歌います。

ポイント

歌う時は、両手でお花の形を作って 二分音符で揺れます。

*横に揺れることで、二分音符を流れるように伸ばすことができます

(ピアノを練習している時、1,2と数えて縦ゆれで、拍を感じている姿をよく見ますが、これは実際ピアノを演奏する時には、音楽的ではありません。横揺れで、音楽にのりながら二分音符を伸ばせると、どれほどステキな演奏になるか~^^)

*お花の形を手で作ることで、ピアノを弾く時の理想的な指の形になります。

(幼い子どもたちには、指の形を正しく作ることは容易ではありません。しかも、支持された指で、楽譜に書かれた音を 正しい指の形で弾くとなると、2つも、3つも同時に考えながらピアノを弾くことになるので、すぐに 面倒になりイヤがります・・。そうなっては、ピアノが嫌いになるのも、目に見えてきます・・・。ですので、ここでは指の形のこと、1つづつ 楽しく、飽きずに知らないうちに トレーニングできていると、ピアノを弾くことが楽になり、嬉しいことがドンドン増えてきます!!

*部分弾きをすることで、その時はピアノで弾かない音も、歌で音程はとれています。

できるところから 少しずつ習得していくことで、負担を少なくしつつも、今できることを最大限使って 勉強していけます。(リトミックでは、分担唱と言われます。友達と一曲を分担して歌うことで、アンサンブルの力がついてきます。)

鍵盤だけの位置を覚えるメリット

*実際の曲を弾く時にも、どの高さでも すぐに音が見つけられる

*ピアノの端から 端まで 音を弾いて、腕のコントロール、指の動きを体験できる。

(まだ、ピアノを始めたばかりの頃は、曲を弾くと、ピアノの中央のオクターブくらいしか曲に出てきません。せっかく は88鍵あるピアノと言う楽器を習ったのに、しばらくいや、 長かったら一年くらい 1オクターブかせいぜい2オクターブくらいしか曲に出てこないでしょう。それでは、もったいない!^^ ピアノの端から端まで初めから使って、とっても高い音、とっても低い音を弾いたり、聴いたりして楽しみたいですよね~。楽譜とは別に、鍵盤の位置だけのトレーニングをするからできることですね。)

一本指で、指の形を 退屈せず、嫌がらず、楽しくトレーニングできる

(私も幼い頃に記憶に、指の形がダメ!とよくピアノの先生に注意された覚えがあります。でも、幼い頃はまだ指も 手のひらも小さいのに、5本の指で形よく鍵盤を弾くことは、とっても難しいこと。でも、一本ずつなら 4歳でもできます! 2,3,4の指は、「こんにちはとご挨拶してみて~」と言うと、ピアノを弾く時の理想的な指の形になります。一本ずつ、楽しくトレーニングしていきたいです。)

ピアノを弾いた充実感が、子どもたちにある

(ピアノの端から端まで、ドの音を 指の形も整えながら弾くだけでも、子どもたちは充実感があります。右手で弾いたり、左手で弾いたり、できるようになったら、 いろんなリズムで弾いたり、音の強さを変えたり、バリエーションをドンドン増やしていくと、弾くことが楽しく、「次はおやつの 名前のリズムで弾く!」と子どもたちから、リクエストが出てきます。自分から練習に前向きに取り組めている証拠です!)

《ケンくんとバンくん》だけでも、充実した内容が詰まっています。

他にも、

5線の仕組みを覚える《せんかんブラザーズ》

ドレミの音階のトレーニング《ドレミファソランド》

も、並行してレッスンしています。

それぞれのトレーニングが集大成されると、いよいよ 楽譜を読みながら曲を弾けるようになります。

Mちゃんのそんな日を楽しみに・・・。♪

 

 - ピアノレッスンから, リトミック

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